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ギター(ウクレレ)リモートレッスン:体感的価値を上げることはできる?

ICMFguitarstudioリモートレッスン

森充ギター教室のリモートレッスンはコロナを機に本格化。石川県内では金沢・野々市・白山・かほく・小松から、関東方面を含む他県からの生徒さんたちと回を重ねてきました。自分自身の姿を画面で再発見できたなどメリットもあるリモートレッスンですが、とにかく一言でいって「どうして、どこが、イケてないのか?」

リモートでのギター(ウクレレ)レッスンは「やっぱイケてない」?

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コロナの感染拡大傾向が下がり落ち着いてた時期には「やっぱリアルでなければね」「リモートレッスンなんて」という気持ちになってしまうのは、ある意味当然のこと。しかしながら、このコロナ、上がったり下がったり1年過ぎても変わんねー、というか酷くなってる!みたいな様相になってくると、再び「いつでもリモートモード」にスイッチを入れとかなきゃ・・・。昨年から本腰を入れたリモートレッスンについて、今一度、振り返りを(基本情報と合わせて)してみたいと思います。

2020年コロナ以降、森充ギター教室で行ってきたリモートレッスンでは石川県内では金沢・野々市・白山・小松・かほくなどの主な地域から、その他富山県からあるいは関東方面からの生徒さんたちと回を重ねてきました。

自分自身をカメラで見ることの発見があるなど、たしかにメリットもあるリモートレッスンですが、とにかく一言で言って「どうしてリモートがイケてないのか?」これを考え直してみました。とはいえ、講師の側と個々の生徒さんの側とでは状況も異なります。パソコン、スマホ、ネット電波、色々な環境的状況を想定して、この問いを改めて考えます。

リアルとリモートでの体感的価値の差

「どうしてリモートレッスンがイケてないのか?」そこにはリアルレッスンでは普通だった、音量音質空気感バイブレーションなどを通して感じられる音楽性やリズムのダイナミクス、音色やニュアンスといった、とても繊細な情報がリモートからはつかみ取ることが難しくなってしまうという点があります。また、映像が立体から平面にグレードダウンするわけですし、音響もマイクを経由した情報になってしまいます。

リアルからみたリモートのイケてない点をまとめてみると・・・以下の3点になりました(他にもあるかも)。

①音体感度(音量・空間・距離感・バイブ)が激減

②映像が二次元にダウングレード(リアルでは三次元四次元なのに!)

③いまだ同時演奏は困難

これらを解決するために、何か得策はないものでしょうか?

リアルと完全に対等な価値をリモートで実現することは、そもそも不可能なことでしょう。なので、根本的な解決の策は無いですが、少しでも良いリモート環境をどうやって作るのか?についてはヒントになりそうなアイデアはあります。以下に、まとめてみたいと思います。

【音声編:講師側からの音声をしっかり聞こえる状態に】

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一つ目「音の体感度(音量・空間・距離感・バイブ)がリアルに比べて激減(もしくは自然ではない)」・・・これをどう補えばいいのでしょうか?

1年間リモートレッスンに本腰を入れて試行錯誤してきた今の時点での回答は、生徒さん側も、講師に近い機材を揃える、これしか方法が無いように思います。

まず講師からの音声等はどのように生徒さん側へ配信しているのでしょうか?講師側としては、映像は解像度フルHDで60fpsのウェブカメラのみですが、マイクはレコーディングにも使えるコンデンサマイクで、ライブとかと同様にケーブルに接続してミキサーという音声増幅卓につなぎ、さらにそれをパソコンで扱えるように(デジタルデータ化)するための機材オーディオインターフェースに接続、こんなややこしいプロセスを経てようやくリモートの生徒さん側へいつもの音声と映像をお届けしているわけです(^^;

一方、生徒さん側から頂く音声はどうでしょうか。もちろん生徒さん側が使っている端末のマイクのよしあしのまんまこちらに届いております。ですのでなかなかなグッドサウンドの生徒さんもおられますし、そうでない方も・・・。それはさておき、こちらとして大事なのは確かな音量(ボリューム)です。しっかりした音量が無いと「結局よく聞こえない」わけで、音質が良い悪いの問題は二の次です。それで、講師側はどう対処しているかというと、上記のような機材のおかげでいくらでも音量をコントロールできるので、生徒さん側の音が小さければつまみを回してボリュームアップしヘッドホンからしっかりと聞くことが出来ております。

じゃあ生徒さん側に同じような機材を要求するつもりなのか?と、そういう話ではありません。講師が使っているようなカメラやマイクやオーディオインターフェースや何やら・・・って全部揃えてね、ではなく(^^; 大事なポイントを押さえましょうという意味なんですが、簡潔に言いますと「ヘッドホン」です。

これはたぶん必要最低限アイテムだと思います。高いものでなくていいので使ってない方はぜひ準備して頂きたいです。千円程度からあります。

ケーブルやブルートゥースを使ってパソコンを外部スピーカーに接続する、というアイデアもありますが、これではスピーカー音量を上げたとき通信用のマイク(パソコンやスマホ本体)がハウリングを起こしかねません。

ということでまずヘッドホン、つぎにヘッドホンから聞こえる音声(音量、できたら音質も)の向上のためのプラスアルファなアイテムを導入できたらいいのですが・・・。何かというと、ヘッドホンの音量を上げ下げできるボリューム(ゲイン)ボタンが付いている機材。これが音の体感をグレードアップさせるのに一番役立ちそうです。うまくチョイスすれば講師のように大きなミキサーやアンプのような機材は全く不要です。どんなアイテムをチョイスすればいいのか?これについてはあとでまとめます。

【音声補足編:自分自身の音声もクオリティアップ】

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ヘッドホンという話をしました。ヘッドホンなしの状態だとスマホやPCのスピーカーからの音声ですから、お部屋に入ってくる様々な雑音にけっこう埋もれたりします。そもそもスマホの音などはリアルレッスンのときのような豊かで立体的な生音では無いわけですからなおさらです。少なくともヘッドホンを使えば、講師の側からの音声に集中できるし、自分の音声もヘッドホンからも聞こえてくるようになるので、お部屋や外からの環境音なく良く聞こえるようになり、体感的にもグレードアップすると思います。

生徒さんの側からみれば、iPhoneなどの端末自体のマイクで拾い上げられた自分の音が、講師の側にもそのまま送られているという仕組みになってます。ではその自分の音声を拾うマイクがスマホやパソコンに備え付の簡素なもを使った場合と、配信用マイクのような一定のクオリティのものを使った場合とでは、どんな違いが出るのでしょうか?ヘッドホンから聞こえてる自分自身の声やギター(ウクレレ)の音が、まぁザックリですがめっちゃ良い音になるということですね!これは裏を返せば講師の側に届く音声の音質もグレードアップするということになります(生徒さん側では確認はできませんが・・・)。

というわけで、もう一つおススメのアイテムが何かと言うと、「外付けのコンデンサマイク」ということになります。これはUSBケーブルなどを通してパソコンやタブレット(スマホも)にマイクをつなぐというもの。え~マイクもですか?と言われそうですが、ここでおススメ出来る理由があります。この種のマイクには、先ほど書いた「ヘッドホンから聞こえる音声の向上のためのプラスアルファなアイテム」としての機能を兼ね備えているものが多く、一石二鳥だからです。つまり、講師の側の音声を確実にしっかり聞こえる状態に持っていけると同時に、自分自身のギターの音もヘッドホンからクリアに聞こえてしまう、というナイスなアイテムなんです☆(価格は5千~1万5千くらいでしょうか)

【映像編:なるべく自分にとって見やすい画面サイズ】

今度は映像についてです。リアルレッスンでは講師の指の動きはもとより、体の使い方や呼吸、リズムのノリのような見えないようで見える情報が三次元四次元で伝わります。それに比べ、リモートレッスンでは動く二次元の情報にダウングレードです(>_<) もうこうなると目指すは単純に「より良い画質と見やすい画面サイズ」ということになると思います。

講師の側が、生徒さん側から受け取る画像の解像度については、特に注文はつけてません(^^;ので、とにかく自分にとって見やすいサイズの端末、またはテレビやモニターへ映し出すなどの工夫をすることぐらいかなと思います。もちろん講師の側からそちらへ届く映像は、細かい部分も確認できるようなストレスフリーな画質レベルになっているかと思います。

ですのでスマホの方は、今後の機種変更の際にリモートレッスンということも考慮したサイズを検討するだったり、テレビにケーブル一発で映し出せるようなスペックの端末を選ぶということもいいでしょう。また今後を考えてタブレットや小型のパソコンを準備するのも一つではないかと思います。

通信状況について

補足です。通信状況についてですが、これは家庭用Wi-Fiでも、お部屋の位置の兼ね合いで電波が弱いことろがあるなど、一律では無いようです。通信状況がまずいとカクカクしたり音声が途切れたりすることがあります。Wi-Fiでだめなときは、スマホの4G通信に切り替えるほうがいいです(ただしデータ量食います・・・もちろん無制限契約の場合は問題なし)。パソコンの場合でもテザリングで接続とかできますね。ちなみに送信元である講師側はLANケーブル経由の光通信なのでほぼほぼMAXスピードです(こちらから通信上のご迷惑をおかけすることは特に無いようです)。※以前、こちらがWi-Fiでリモートレッスンをした際に通信不具合もありましたが、LANケーブル経由なら解決するということが後日分かりました。

【同時演奏編:これは5G以降には解決の見通し】

三つ目として、「いまだ同時演奏は困難」。講師と生徒さんが同時にギターを鳴らしたときに同じ時間空間のなかにピッタリおさまっているというリアルレッスンではごく当たり前の音楽体験が、リモートでは事実上困難。わかりにく表現でしたが、これは単純に言うと「リモートレッスンでは同時演奏がうまくいかない」という意味です。映像情報をゼロ・レイテンシーで誤差なくやり取りするにはまだテクノロジー的に時間がかかりそうです。リアルレッスンでなら、普通にできる合奏やセッション、講師と生徒でリズムやハーモニーが合ってるのかどうか体感で分かる、これがリモートでは出来ないという意味です。通信によるタイムラグがあるからで、今後の5Gや6Gというテクノロジーの進化により解決する(オンラインで生のセッションが出来る)日がそう遠くない未来にやっては来るでしょうが、現状としては無理です。

なのでレッスンでは、双方向的に交互に演奏したりは出来ても一緒には出来ないため、それに近いことをやるのが精一杯です(例えば、講師の側から【音源+生演奏】を弾いて見せてあげれば、それに合わせて【生徒さんが演奏(練習)】することは可能です。これは生徒さん側には何の違和感も無いのですが、実は講師の側に届く音声はもろズレています(^^;)。

まとめ:リモートレッスンでの音楽的体感を上げる工夫

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①「ヘッドホン」を使ってレッスン時の基本音量を確保
②「ヘッドホン出力端子付きのUSBコンデンサマイク」で音質と気持ちをアップ:講師からの音量アップ+自分自身のギター(ウクレレ)音質アップ
③端末を見直し「画面サイズ」を最適化
④今できる形でとにかくリモートを継続していれば5G6G時代に革命「リモートセッション解禁時代到来」!?

参考記事:これまでのリモートレッスンへの取り組み

森充ギター教室の昨年2020年オンライン&リモートの取り組み経過は以下のブログから:リンクを掲載します

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