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子供も大人も習い事を選ぶなら:柱3本がそろっているギター(およびウクレレ)を推します

ICMFguitarstudioでギターウクレレの習い事

こどもも、オトナも、ならいごと:昨今の習い事に関する調査結果

ICMFguitarstudioがギターおよびウクレレを推す理由
大人の習い事と言えば、1にフィットネス系(ダイエット/健康)、2に英語(旅行のため?)、あとは料理と楽器(インドアの趣味ですか)・・・ほぼこんな感じのようです。

子供の場合は、1位が水泳にとって代わる以外は大差ないようです。英語と、ピアノなど楽器系へと続きます。もう少し楽器系の内訳を調べてみると1位のピアノ(男女とも多い)についで2位はギター、3位エレクトーン、その他はバイオリン、ドラムというのが載ってました。

ダイエットも水泳も英語も、どちらかというと実利を期待しての習い事に見えます。目的がそこにあるなら当然、必修科目ですかね。それに対して音楽楽器系は芸術ゆえ少し性格が異なり、利益をこえた心の豊かさや美的感性などを磨く方向性といったとこでしょうか(もちろん人にもよりますが)。どれを選ぶのか、最終的には自分の好みによって大きく左右されるわけですが、ここからは「ギター(およびウクレレ)がダントツおススメ!」な理由を、お話ししてみたいと思います。

ギターを推す理由:大人も子供も習い事には3の重要ファクターが優れているギターがおススメ(ウクレレも)

ICMFguitarstudio習い事ギター
ではギターの何がどこがいいのか?前述のピアノなど他の人気楽器との比較も交えてご紹介します。

先にデメリット。ウクレレもふくめ案外うるさいという点(家族や近所に気を遣う)。左手の爪は伸ばせなくなる(おしゃれ出来なくなる)。前かがみになりがち、骨盤ゆがみやすい、といった姿勢面での注意が必要となること。左手で押さえて右手ではじくという両手そろって初めて音が出る楽器なので、ピアノみたいに右手と左手で別々のパートが弾ける自由は無い。

メリットは次の3つの視点でお話します。
1つ目は「手軽に始められるかどうか」、2つ目は「末永くお付き合いできるものか否か」、3つ目は「音楽を総合的に体験できる楽器かどうか」、です。

ギターならピアノほど大きな部屋も不要ですし簡単に持ち運べます。ドラムだとお隣からの苦情が気になって思いっきり練習が出来ないということも。またギターなら壁にかけることもできてお部屋の足元のスペースを占有しないしだけでなく、インテリアとしても素敵☆ギターの縮小体であるウクレレなら子供でも音が出しやすく将来的にギターへのバージョンアップもスムーズです。バイオリンのように大きな音量が出ないのは切ない点でもありますがお部屋で練習しやすくていいです。ということで「手軽さ」では断トツギターです。

2つ目「楽器と長く付き合えるか」には、自分自身が楽器に向かい続け、楽器のケアやメンテナンスを怠らないならば、どんな楽器でも特に差はないでしょう。そんな中でギターという楽器は、上述した手軽さとすぐにコードが弾ける便利さゆえに音楽としての体を成しやすい一方で、音符を鳴らす以外の数々の技の習得に時間がかかる(ドラムみたいな奏法やトレモロやラスゲアードは叩いたり転がしたりこすったり鍵盤を押して音を奏でることを超えている)。楽器の持つ音楽的幅と可能性が非常に広く深い・・・つまり入りやすいが中はとても入り組んでいて簡単ではない、これがまた面白い!ということで「長く付き合ってしまう」存在と言えそうですね。

3つ目の「音楽を総合的に体験できる楽器かどうか」。これは何かと言うと、ドラムだとリズムのみ楽器なので旋律楽器との共演なくして音楽的に完成しない、バイオリンやサックスなど旋律楽器だと伴奏者なしでは満足しづらい・・・でも、ピアノとギター(ウクレレも凄いです)は違います。旋律も伴奏も同時に一人で演奏できてしまう楽器なのです。一人で楽器を奏でていながら、小さなオーケストラやバンドのように音楽の完成形を体現できるという、これはほんとに音楽好きにはたまらないことだと思います。

※記事:練習を、音楽を、続けること。

音楽そのものを推す理由:音楽が持つ効能についての研究

たとえば今この瞬間も、音楽に癒されたり、音楽の力で我を取り戻したり、決意を新たにし心を燃やし再び立ち上がる人もいるのではないでしょうか。前を向き直し負けるものかともう一度歩み出す人がいるはずです。音楽が背中を押し、音楽が道しるべに、あるいは音楽が治療薬となった・・・もしかするとあなたも、大なり小なりそんな経験をしてこられたのではないでしょうか?

「音楽が人間の記憶や感情に強く影響している」・・・このことは私たちの日々の感覚ばかりでなく、多くの方々が学術的に研究してきたテーマでもあります。

人間の生にポジティブな影響を発揮する音楽の力について少し考えてみたいと思います。

音楽が高齢者にとって重要性を高めている

ある研究者は、高齢者にとって音楽が素晴らしい役割を果たしうると指摘しています。ひとつには音楽療法という観点から、そして高齢者の余暇活動という観点からです。さらに身体的精神的機能の健康維持に音楽が役立つということが科学的にも分かってきているそうです。「フルタイム勤務から離脱した高齢者にとって音楽活動への参加は自己アイデンティティを再定義する一つの方法になっている」「退職やエイジングに直面する高齢者が、社会における無能力化や身体・精神の低下、他者との相互関係喪失という悲観的な未来を見つめるのではなく、音楽に関心を持ち続け音楽活動に参加し続けることで、幸福感や健康を主観的に経験させ、『若い』という感覚をもたらし、エイジングプロセスをゆるやかに進ませることができる」と。

子供の創造性に火をつける楽器の魅力

大学に音楽知能研究所を創設した米国のある教授は、音楽(やアート)が「創造性の火付け役になる」「人が生きることや人の心の基盤となる」と述べています。他の研究からも、楽器の練習が子どもたちの独創的な表現力を育むのに大きな効果をもたらすことがわかっています。そういえば「楽器を演奏する」を英語では「Play=プレイ」と表現しますよね。楽器は遊びながら学べるもの、学びは遊びであり、遊びが学びになってゆく、すごくいい表現だと思いませんか?

演奏が許されている尊さ:音楽を楽しむのに資格がいるの?

ICMFguitarstudio音楽はすべての人間に平等に
音楽はいったい誰のものなのでしょうか?特定の人間だけのものですか?訓練を受けて賞をもらった人にしか音楽する資格はないのでしょうか?そんなことはありませんよね。もし今あなたがこの壁に直面していて「自分はダメだ」と落ち込んでいたとしたら、そんな偏見、蹴っ飛ばせ!とにかく楽器を手にしてください!この程度のことで悩まなくて大丈夫です!!(・・・思い通りに弾けるかどうかはまた別の話ですがね)と言いたい。

もっと大きな壁が世界には存在してるのをご存知でしょうか?

音楽する・楽しむ権利が万人に与えられているはずでは無かったでしょうか?私達の住む国では、誰でもどんな楽器でも奏でていいし、ましてや法律で罰せられることなどありませんよね。神の名のもとに人類みな兄弟だ自由平等だと憲法に明記している国もある一方で、楽器を演奏することまでも束縛され刑罰を受ける人々がいるという事実を、あなたはどう思われますか。

ニュースの記事抜粋「アフガンで音楽に関わっていたら、恐怖を覚えるのは当然だ」

※以下は抜粋です(ヤフーニュースより)
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 首都カブールにある「アフガニスタン国家音楽院」。タリバンが先月、首都に進撃した際、ビオラ奏者の女性バハルさん(18、仮名)やクラスメートは恐怖を感じ、自宅に逃げ帰った。バハルさんは「学校に楽器を置いてみんな逃げた。家族の一員を失ったような気持ちだった」と振り返った。バハルさんは帰宅後、タリバン戦闘員が音楽院を占拠して宿舎にしたと知り、ひどく落ち込んだ。「もはや生きている感じがしない。肉体的には生きているが、タリバンは私の魂を奪い取った」と涙ながらに語った。

 講師でギター奏者のアワさん(28、仮名)も「アフガンで音楽に関わっていたら、恐怖を覚えるのは当然だ。遅かれ早かれ、タリバンは音楽家を追及するようになるだろう」と指摘。「私たちには大きな夢があったが、今やもう存在しない」と嘆いた。アワさんはタリバンを恐れ、お気に入りのギター1本を除き、自身の音楽キャリアの痕跡をほぼ消したという。

 タリバンは以前に支配していた時、一部の宗教的な歌を除き、すべての音楽を禁止していた。歌手のファワド・アンダラビは、彼が住む渓谷の家から連れ出され、銃殺されたという。「イスラム教では音楽は禁じられている」とタリバンの報道官が述べた数日後のことだった。

 「もしタリバンに見つかれば、私たちはきっと殺されます」そう語るのは、アフガニスタンで初めて女性だけで結成されたオーケストラ「ゾラ」の楽団員だ。演奏が世界で高く評価され、女性の社会進出のシンボルだった彼女たち。政権がタリバンの手に渡った今、暴力におびえ、次々に国外へ逃れている。ゾラの創設時からの楽団員でチェロ奏者のナズィラ・ワリさん(21)。現在、アメリカ・テネシー州の大学で奨学生としてチェロの演奏を学んでいる。「タリバンが楽団員を見つければ、殺害も含めあらゆる方法で罰を与えるでしょう。タリバンは私たちを“西洋に洗脳された若者たち”と見ているのです」「私はアフガニスタンに音楽を取り戻す人間になりたいです。音楽は食べ物と同じで、社会には欠かせないものです。音楽なしに、人間は生きていけません。音楽とは、心そのものであり、誰もが持つ創造性の発露です。いつか必ず、音楽を取り戻します」
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そもそも音楽は無くてはならないものである:音楽は不要不急に含まれるか?

ICMFguitarstudio音楽の力
最後に、私が最近見た3つの音楽系映画から、私個人の考えも交えて音楽の必要不可欠なところをお話しします。

一つ目の映画は、人生のある時に聞いていた思い入れの曲、その一曲がすべての記憶を蘇らせるという音楽療法の現場を描いた「パーソナルソング」。施設で死んだ人のようになっていたおじいさんが、イヤホン越しに聞かされた懐かしい曲に涙する。痴呆症で記憶を失い自分の名前も思い出すことができないそんなご老人の脳の奥深くに閉ざされた思い出が瞬く間溢れ出す・・・人間の脳の記憶に関わる部分に大きく関与する、そんな力を持つ音楽であることが描かれています。

きっと音楽は人のその深い記憶の中に音以外の様々な情報・感情・美しさ・懐かしさ・切なさ・想い・期待・希望…様々な情報や言葉・色・匂い・形・時間、全てをパッケージしてしまう不思議な神秘的な賜物なのだと思いました。これが私たち全員に許された神様からの贈り物でなくてなんだと言うのだろう?

二つ目は、「素晴らしき映画音楽」というこちらもドキュメンタリー映画で、タイタニックやスターウォーズ、ETをはじめ数々の名作映画の背景を支えた映画音楽の制作現場とそこに携わる人々の思いを伝えています。

映画に音楽が無かったらなんとつまらないか、意味が分からないものか、というのが火を見るよりも明らかに描かれています。私は自分の子供の人生の物語と捉えなおしてみました。人生のドラマにBGMが無かったら?音楽のない映像だけだととしたら?面白いかな?記憶に残る?心に響くか?と思ったのです。やはり子供の人生は感動的な映画のようであって欲しい・・・。映像だけで音楽がなければ、悲しいのか嬉しいのか大切な思いとか温かみとか見えているものが見えなくなってしまう、これでは映画になりません。音楽は空気のようなもの、見えないのに絶対に必要、生命そのもの、愛そのもの、それが無くては生きてゆけない・・・。不要不急のものなんかじゃない、違うだろうか?と。

三つ目はディズニー&ピクサーの「ソウルフルワールド」。このアニメの描く世界観は驚異的でぜひ見てない方には見て欲しいのですが、そこにはジャズピアニストを目指してとにかく音楽に懸ける主人公が描かれています。しかし根底にあるのは音楽自体が決して生きる目的ではない、音楽が自分のきらめく才能であったとしてもそれが生きる意味じゃない、というもの。人としての幸せ、人とのふれあい、小さな喜び、成長、平和、家族、といった一見ありきたりの人生物語の中に音楽は聞こえてくる、流れている。人生を懸命に生きるその時、音楽は心優しい非常に優秀な伴奏者なのだ、と語っているように私には思えました。

あなたの人生のストーリーにはどんな音楽が流れていますか?それをただ聞いてるばかりではなく、自分自身で奏でてみたくはないですか?

まとめ

まとめです。

 大人も子供も、音楽する自由が保障された環境にある、そのことのありがたさを再確認だ!
 大人も子供も、音楽のもつ様々な効能、人生にとってのメリットを知っておこう!
 大人も子供も、自分自身や我が子のストーリーにぜひ音楽の伴奏を!
 大人も子供も、空気のように大切な音楽をしない手はない!
 大人も子供も、すぐ手に取れて、長くつきあえて、かつ音楽ポテンシャルのダントツ楽器のギターをしない手はない!

最後までお読みいただきありがとうございました♬


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